深堀ふれあい広場

2017年 長崎市

長崎市深堀町にある平成24年(2017)完成した地域の広場です。この広場があるエリアは、景観形成重点地区に指定されており、南山手や中華街などと同様に長崎市の景観計画上、特に重要なエリアとして位置付けられています。官学民連携のもと、3年間に渡るワークショップを繰り返し、広場の基本計画が策定されました。私は、ワークショップの最終回から計画内容の最終調整、工事完了までを長崎市職員の立場で関わらせていただきました。

広場概要

供用開始 2017年4月9日
所在地 長崎市深堀町5丁目184

1. 城下町・武家屋敷の風情を継承する景観デザイン

特徴的な石垣風の塀と漆喰仕上げ
広場の入口や周囲には、深堀地区の武家屋敷群に見られる伝統的な「練塀(ねりべい)」や石垣の意匠が取り入れられています。地域の歴史的背景と自然に調和するデザインです。また伝統的な街灯・植栽
和風の灯篭(とうろう)デザインを取り入れたソーラーライトや、ヤナギの木・桜などの植栽が配置され、しっとりと落ち着いた情緒を醸し出しています。

2. 地域歴史・文化の発信拠点(案内パネルの整備)

木彫の掲示用塀と詳細な解説
広場の木製フェンス沿いには、「長崎市景観形成重点地区 深堀」としての歴史を伝える大型案内パネルが設置されています。
・江戸時代と現在の地図比較
・「さるく」で巡る深堀の史跡群の紹介
・城下町深堀の形成と現在
・深堀のえびす様巡り(写真付きプレートの埋め込み)
・年中行事やまちづくり活動の記録

3. 深堀まちあるきの拠点

広場の壁面には地域に点在する「恵比須像(えびすさま)」の写真タイルが組み込まれており、まち歩き(さるく)のスタート地点・休憩拠点としての機能が工夫されています。

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